エコチル調査「子どもの健康と環境に関する全国調査」は、環境省による全国プロジェクトです。
全国の15地区で10万人の妊婦さんにご協力いただき、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときから、生まれて13歳になるまで、定期的に健康状態を調査します。
対象人数と地域
- 熊本サブユニットセンターは天草地域と水俣・芦北地域と人吉地16市町村
宮崎サブユニットセンター・沖縄サブユニットセンターは1市町村を担当します。
センター名 |
調査対象地域 |
年間対象人数 |
総対象数 |
熊本サブユニットセンター |
16市町村 |
約1,100人 |
約3,300人 |
宮崎サブユニットセンター |
1市町村 |
約600人 |
約1,800人 |
沖縄サブユニットセンター |
1市町村 |
約300人 |
約900人 |
ご参加いただいている方の人数
地区 |
熊本サブユニットセンター |
宮崎サブユニットセンター |
沖縄サブユニットセンター |
目標人数(1年間) |
1,100人 |
600人 |
300人 |
目標人数(3年間) |
3,300人 |
1,800人 |
900人 |
現在の参加人数 |
3,082人 |
1,849人 |
915人 |
南九州・沖縄(熊本・宮崎・沖縄)が選ばれた理由
- 2010年「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)に係るユニットセンター公募審査委員会」において、ユニットセンターとしての役割を果たすことが出来るかどうか、組織体制、参加者募集の方法が適切か否か、自治体や協力病院との連携・協力体制が確保されているか否か等の基準に基づき採点し、各審査委員の評点を合計した全国順位を基本としつつ、地域バランスを考慮して選定作業を行なわれました。
南九州・沖縄ユニット(熊本大学・宮崎大学・琉球大学)は
1)3つの大学の公衆衛生・産科・小児科の連携のもとで人口流出の少ない地域を選択した。
2)産科施設を有効に選択し、効率よく地域の分娩数をカバーしている。
3)調査地域の医療機関、医師会、行政保健担当者との連携協議は順調に進んでいる。
4)熊本県天草市、水俣市とは協力して、疫学調査 を実施した実績がある。
5)本研究のパイロット研究に参加しており、研究内容に精通している。
6)臨床遺伝指導医および専門医が参加している。
というグループの長所が認められ、「南九州・沖縄ユニット」として設立いたしました。
また、平成2010年4月「エコチル調査ユニットセンター」への認定書授与式が執り行なわれました。
調査の対象となる方
(1)お住まいが 調査対象地域の方
詳しくは各県の調査対象地域のページをご覧ください。
(2)平成23年8月1日以降の出産予定の方(2011年2月中旬~2013年12月)
ご参加いただくメリット
- (1)子どもたちの未来に活かされます。
- 調査結果は子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境作りに活かされます。
- (2)調査参加者へのサポート
- ・お子さまの健康状態を専門の医師、科学者が定期的にチェックします。
- ・専用窓口(エコチル調査コールセンター)やユニットセンターで、調査に関する質問や子育てに関する相談をお受けし、適切な専門機関へ紹介します。
- ・アレルギーなど健康に役立つ調査結果をお知らせいたします。健康状態に応じて専門医療機関や相談窓口を紹介するなどのサポートを行います。
- ・調査へのご協力に応じて薄謝(商品券等)を差し上げます。
ご参加にあたって
- ●エコチル調査への参加は強制ではございません。
- 参加しなくても医療機関での受診などで不利益になることはありません。
調査の趣旨と概要をご理解いただいた上でご参加をお願いいたします。
- ●この調査によって集められた個人情報は、調査の目的以外には一切使用いたしません。
- また、個人情報は取り扱う人を限定した上で、細心の注意を払い、厳重に管理します。生体試料や質問票からは、個人が特定される情報を取り除き照合のための番号をつけて保管します。照合番号だけを用いて研究を行いますので、研究する人にもだれのものかわからないようになっています。